スプラインシャフトの変形対策

金属熱処理ソリューションの田中です。
最近の解決事例をご紹介します。

SCM440のφ30×800mmのスプラインシャフトを
他社様でHRC54で高周波焼入れしたところ、
使用時にスプライン部が捻じれてしまい、
どのような焼入れが良いのかお問合せ頂きました。

捻じれた原因は硬化層が浅かったために(1mm程度)
高トルクによる繰り返しネジレの負荷に
耐え切れなかったと想定されます。

お客様はズブ焼入れを希望されていましたが、
繰り返し疲労強度を上げる観点で、今回は
高周波焼入れの硬化層を深くする方向でご提案し
解決することができました。

金属熱処理ソリューションでは
高周波焼入れにおける長尺シャフトを
低歪みで焼入れすることを得意とする他、
硬化層もかなり深くまで処理することが
可能です(今回は硬化層9mmとしました)。
また、製品の使用用途に応じた
最適な熱処理方法をご提案させて頂いて
おりますので、一度使用時に不具合があったお客様が
いらっしゃいましたら是非一度ご相談下さい。

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スプライン加工されたシャフトのイメージ

 

 

 

 

 

 

 

金属熱処理ソリューション
http://www.ht-solution.jp

ものづくり岡崎フェア2016に出展します

金属熱処理ソリューションの田中です。
今回は第5回ものづくり岡崎フェア2016に出展します。

日 時:2016年7月13日(水)、7月14日(木)
10:00~17:00
場 所:岡崎中央総合公園 総合体育館
(愛知県岡崎市高隆寺町字峠1番地)
ブース:D-10
http://www.okazakicci.or.jp/fair2016/

お誘い合わせの上是非お越し下さい。

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