TiC処理について

金属熱処理ソリューション担当の大河内です。

今回は、TiC処理についてご紹介いたします。

TiC処理は炭化チタンを金属表面へ成膜する処理でございます。硬度が非常に高く、金型等に施すことで滑り性を向上させ、摩耗を抑えることが狙えます。金属熱処理ソリューションでは、ラップ仕上げを加えた、より綺麗な成膜のご提案をさせて頂きます。TiC処理可否検討及びお見積りからご対応致しますので、お気軽にお問い合わせください。

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大気炉によるアルミニウムの熱処理について

金属熱処理ソリューション担当の大河内です。

今回は、弊社能登工場保有の大気炉によるアルミニウムの熱処理についてご紹介いたします。

弊社能登工場は2021年4月より操業しておりますが、実績として、大気炉によるアルミニウムの熱処理がございます。弊社能登工場保有の大気炉は、最高温度650℃、耐荷重500kg/グロス、有効寸法800×800×1300、冷却能力は炉冷と空冷でございます。大気下による熱処理の為、鉄やステンレス等の場合は熱処理後の着色がございますが、表面を清浄にしているアルミニウムに関しては、酸化被膜により金属光沢が保たれたまま熱処理可能でございます。

現状、冷却能力が炉冷か空冷の為、焼鈍か焼準とはなりますが、お見積り及び試作対応致しますので、お気軽にお問い合わせください。

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機械的物性値の測定について

金属熱処理ソリューション担当の大河内です。

今回は、機械的物性値の測定についてご紹介いたします。

機械的物性値は、機械的性質を数値化したもので、一例として引張試験がございます。引張試験により得た数値は、材料の強度計算の根拠となり、安全を数値化させることが可能となります。弊社は熱処理業者の為、熱処理前後の硬度を見て熱処理品質の評価をしておりますが、硬度変化が小さい材料がございます。そのような材料は、お客様からのご要望により引張試験の対応をしております。試作品等、多くの判断材料が必要な際は、是非お問い合わせください。

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鋼材調達と熱処理について

金属熱処理ソリューション担当の大河内です。

今回は、鋼材調達と熱処理についてご紹介いたします。

板材等、特に加工がされていない素材のままの鋼材を熱処理したい場合、鋼材調達から熱処理まで弊社にて対応可能です。弊社から距離が遠く、物流費が大きなコストとなりそうな際は、お見積りからご提示致しますので、是非一度お問い合わせください。

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熱電対を用いた温度測定について

金属熱処理ソリューション担当の大河内です。

今回は、弊社にて頻繁に実施している、熱電対を用いた温度測定についてご紹介します。

熱処理を行う際、炉内温度と被熱処理品の温度に相違が生じる場合がございます。その際、被熱処理品に熱電対を付けることで、要望通りの熱処理が品物に施されているか確認できます。加えて、温度測定物近傍の空間に熱電対を配置することにより、炉内温度との相違具合を把握し、熱処理条件改善の検討に用いることも可能となります。炉内温度だけでなく、品物自体の温度分布を確認したい際、是非一度お問い合わせください。

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保磁力測定について

金属熱処理ソリューション担当の大河内です。

今回は、弊社にて実施可能な保磁力測定についてご紹介します。

前回、金属に大きな加工をした際に金属本来の磁気特性から変化してしまうことを紹介いたしました。熱処理により、金属本来の磁気特性に近づけることが可能ですが、数値として磁気特性を管理したい際に、保磁力がございます。
弊社は保磁力測定機器を保有しておりますので、管理値として保磁力が必要となる際は、お問合わせください。熱処理が無い場合であっても、保磁力測定のみのお見積りからご対応致します。

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SUS固溶化処理承ります

金属熱処理ソリューション担当の田中です。
今回はSUSの固溶化処理を承っているためご紹介します。
SUS304等のオーステナイト系ステンレスは
加工や溶接を行った場所を起点として材質が持つ高い耐食性が損なわれてしまい
使用時に腐食が進行することがあります。
これを防ぐために損なわれた耐食性を回復させるのが固溶化処理です。

大ロット品、大型製品、スポット品でも幅広く対応していますので
初めて知った方や、実際に腐食でお困りの方は是非一度お試し下さい。

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エネルギーコスト増大について

金属熱処理ソリューションの田中です。
電気代(ガス代も)の値上げが止まりません。
問題となっているのは燃料費調整単価で、
発電燃料の輸入価格が毎月反映して電力会社から算出されています。

燃料費調整額は燃料費調整単価×使用電力量(kWh)で求められます。

熱処理業者はエネルギー大量消費産業のため
事業規模にもよりますが、例えば月の使用電力が50万kWhの会社とすると
燃料調整単価が1円上がるだけで50万円の値上げとなります。

2021年1月と比較すると2022.7月の差は単価8.6円/kWh。
8.6×50万kWh=月430万円値上がりしたことになります。
今後冬にかけて更に高騰する予測もあり、
もはや企業努力で吸収するという次元ではない異常事態で、
体力が無ければ廃業を検討する水準と言えます。
当然、全国の同業者が同じ状況と思われます。

つきましてはお客様には値上がりした電気代を
速やかに反映せざるを得ない危機迫った状況となっており、
どうかご理解とご協力をお願い申し上げます。

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YXR3の焼入れ承ります

金属熱処理ソリューションの田中です。
YXR3等のハイス鋼、高速度鋼の焼入れを
辞める業者様が増えているようです。

これらの材料は一般的な鋼材より高い温度での処理となり、
焼入後の焼戻しも工数を要します。加えて
エネルギーコストの上昇や受注量の減少から
採算が取れないことも背景にあるようです。

金属熱処理ソリューションでは
引き続きハイス鋼の焼入れを承っていますので
依頼先でお困りのお客様は是非お問合せ下さい。

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大気炉での各種焼鈍、時効処理承ります

金属熱処理ソリューションの田中です。
2021年4月1日より操業開始を始めた㈱メタルヒート能登工場ですが
真空炉の他に大気炉も導入しているため、
安価に処理をご検討の際は是非お問合せ下さい。

【対応処理】
焼きなまし、焼き戻し、時効硬化処理、応力除去焼鈍など

【設備仕様】
名称  :熱風循環式焼戻し炉
台数  :1
有効寸法:800×800×1300mm(炉内)
耐荷重 :500kg/グロス
最高温度:650℃
雰囲気 :大気

 

 

 

 

 

 

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