大型製品の超サブゼロ処理、クライオ処理

金属熱処理ソリューションの田中です。
加熱ばかりが熱処理ではありません。
今回は0℃以下の温度に冷却するサブゼロ処理をご紹介します。

サブゼロ処理(深冷処理)は一般的に
鋼を焼入れ直後に行なうことで、残留オーステナイトを
マルテンサイト化させる方法です。
残留オーステナイトは経年による寸法変化や割れ、
硬さの低下の原因になり、その対策としてサブゼロ処理は
精密部品・金型にはよく利用されます。

-80℃  までが普通サブゼロ
-130℃ までが超サブゼロ
-190℃ までが超々サブゼロ(クライオ処理)

経年変化を抑制するには-80℃で十分ですが
温度が低いほど、耐磨耗性が向上します。

このようにサブゼロ処理を実施する場合は
焼入れとセットで行なうことがほとんどですが、
処理設備はサブゼロ装置単独で実施するため
サブゼロ処理のみ実施することも当然可能です。

金属熱処理ソリューションでは
国内有数の大型超サブゼロ処理装置を保有しており
有効寸法は縦800×横1200×高800mmで
-50℃から-190℃の範囲で処理可能です。
寒剤には液体窒素を使用しています。

オーステナイト系ステンレスやオーステナイト系鋳鉄などの
ニッケル系の材料でクライオ処理すると興味深い結果が得られそうです。

試作や単品でも柔軟かつ短納期で対応します。
サブゼロでお困りでしたら金属熱処理ソリューションに
是非お問合せ下さい。

金属熱処理ソリューション
http://www.ht-solution.jp